皆さまお疲れさまです。ケンタ(@den1_tanaoroshi)です。
2026年度(令和8年度)の上期試験が8月30日(日)に終わりました。ここから先に残っているのは、1種・2種の二次試験(11月15日)と電験3種の下期試験(申込11月9日〜/筆記は令和9年3月21日)の2つです。どちらも残り週数がはっきり決まっている以上、逆算でしか計画は立てられません【PR】。
📌 この記事でわかること
- ✓ 2026年度 電験試験の公式日程(1種・2種・3種すべて)
- ✓ 二次試験(11/15)までの11週間の使い方
- ✓ 3種下期(筆記 令和9年3/21)に向けた月別カレンダー
- ✓ 過去問を何月から・何年分・何周やるかの目安
- ✓ 科目合格の免除がいつまで効くか(公式の正確な条件)
2026年度 電験試験日程まとめ
まずは公式日程を確認しましょう。出典は一般財団法人 電気技術者試験センター「令和8年度電気主任技術者試験の実施日程等のご案内」です。2026年8月末時点で、下記の日程に変更はありません。
| 項目 | 第一種・第二種 | 第三種(上期) | 第三種(下期) |
|---|---|---|---|
| 申込期間 | 5/18(月)〜6/4(木)(終了) | 5/18(月)〜6/4(木)(終了) | 11/9(月)〜11/26(木) |
| CBT会場予約 | ― | 6/11(木)〜7/12(日)(終了) | 12/7(月)〜令和9年1/7(木) |
| 一次 CBT方式 | ― | 7/16(木)〜8/9(日)(終了) | 令和9年2/4(木)〜2/28(日) |
| 一次 筆記方式 | 8/30(日)(終了) | 8/30(日)(終了) | 令和9年3/21(日) |
| 二次試験 | 11/15(日) | ― | ― |
| 受験手数料(非課税・ネット申込) | 13,800円 | 7,700円 | 7,700円 |
1種・2種 二次試験(11/15)まで約11週間の使い方
一次を通過した方にとって、ここからの11週間が本番となります。二次は「理解 → 演習」だけでは足りず、解答用紙の上で記述を再現できるところまで持っていく必要があります。
9月(約4週間):計算問題の型づくり
→ 過去問を分野順に。手が止まる論点を洗い出す
10月(約4週間):論説の型を暗記
→ 頻出テーマを自分の言葉で書き切る練習に切り替える
11月第1〜2週:直前仕上げ
→ 時間を計って解答用紙に書く。字数と配分を体に入れる
二次試験は問題ごとの難易度差が大きく、読者の方から「問題によってはそれほど難しくないのでは」という質問をいただいたこともあります。全問を等しく重く見積もらず、取れる問題を確実に取る組み立てのほうが現実的です。
電験3種 下期(筆記 令和9年3/21)の場合
上期がうまくいかなかった方も、これから始める方も、下期までは約6か月半あります。CBT方式なら令和9年2月4日から受けられるため、ゴールをどこに置くかで配分が変わります。
9月〜11月(約12週間):理解フェーズ
→ テキスト1〜2周。理論・機械の基礎固め
12月〜1月(約8週間):演習フェーズ
→ 過去問を年度順で10年分、2周目で分野順に切り替え
2月〜3月(約6週間):直前仕上げ
→ 間違えた問題だけ3周目。CBT受験ならこの期間が本番
【月別カレンダー】9月から本番までにやること
電験3種 下期(筆記 令和9年3/21受験想定)を例に、フェーズ設計を月単位で展開すると次のとおりです。
| 時期 | やること | マイルストーン |
|---|---|---|
| 9月 | 教材を揃える/テキスト理論・機械の1周目 | — |
| 10月 | テキスト2周目+電力・法規の基礎 | — |
| 11/9〜11/26 | 申込手続き+テキストの穴埋め | 🗓 申込 |
| 12月 | 過去問を年度順で10年分(1周目) | 12/7 CBT予約開始 |
| 1月 | 過去問を分野順に切り替え(苦手補強) | 1/7 CBT予約締切 |
| 2月 | 間違えた問題だけ3周目 | 2/4〜2/28 CBT実施 |
| 3/1〜3/20 | 直前仕上げ、時間配分の訓練 | — |
| 令和9年3/21 | — | 🎯 筆記試験本番 |
過去問は何月から始める?何年分?
過去問演習の開始時期と演習量は、合格者に多いパターンだと次の目安になっています(必ずこうすべき、という話ではなく「迷ったらこの水準」という参考値です)。下期受験なら、上期スケジュールの各時期をそのまま7か月ずらすと対応が取れます。
理論・機械(計算系):
開始=演習フェーズの入り口(下期なら12月上旬) / 目標=10年分×2周(年度順→分野順)
電力・法規(暗記+計算):
開始=その2〜3週間あと(下期なら12月下旬) / 目標=10年分×2周(分野順で一気に)
二次試験(2種・1種):
開始=一次終了直後〜9月上旬 / 目標=過去10年分を記述再現できるまで
過去問の教材は年度順と分野順の2種類があり、フェーズによって使い分けるのが最適です。この詳細は別記事にまとめています。
スケジュールが崩れたときのリカバリ策
多くの受験生が途中でつまずきます。よくあるパターンと対処法を整理しておきます。
- 理解フェーズが予定どおり終わらない → 苦手科目を1つ切り捨てる覚悟で先に進む。残り3科目で科目合格を狙う
- 過去問に入った途端に壊滅する → テキストに戻らず、分野順の過去問で類題演習を集中反復。解説を読んで「型」を掴む方が早い
- 直前期に時間が足りない → 全科目均等ではなく、あと一歩で受かりそうな科目に時間を集中投下
- 一次は通ったが二次が不安 → 11/15までの残り週で記述の型を徹底的に暗記。二次は論述の型が8割
2番目はとくに相談の多いパターンです。周回数を増やしても点が動かないときは、過去問を何周しても一向に点数が上がらないときで書いたとおり、解き直しの方法そのものを変えたほうが早いことがあります。
科目合格の免除はいつまで効くのか
ここは誤解が多いところなので、公式の表現をそのまま引きます。試験センターは第三種電気主任技術者の試験概要で、科目別合格制度を次のように説明しています。
4科目中、一部の科目だけ合格した場合は、「科目合格」となり、最初に合格した試験以降、その申請により最大で連続して5回まで当該科目の試験が免除されます。
上期と下期の両方に申込む「ダブル受験」も可能です。上期を力試しに使い、下期を本命にして仕上げるパターンなら、6回の枠を無駄なく使えます。
2種を目標にしている方は、3種の勉強範囲のうちどこを厚くするかで後の負担が変わります。この重なりについては 電験2種を目標にしたときに電験3種の勉強でどの単元を捨てられるか? にまとめました。
まとめ
- ✓ 残っているのは二次試験(11/15)と3種下期(申込11/9〜・筆記 令和9年3/21)の2つ
- ✓ 残り週数からフェーズ配分を決める(理解:演習:直前 ≒ 4:4:2 が目安)
- ✓ 過去問は演習フェーズの入り口から投入し、10年分×2周が王道
- ✓ 崩れたら全科目均等を捨てて「あと一歩の科目」を優先
- ✓ 科目合格の免除は最初の合格以降、申請により連続5回まで
上期が終わった直後のいまは、次の試験までの距離がいちばん正確に測れる時期です。9月のうちに軸を1本引いておけば、年末年始に慌てずに済みます。過去問教材は電子書籍版が科目別840〜1,180円で入手できます。
※公式日程は一般財団法人 電気技術者試験センターの最新情報をご確認ください。本記事は2025年12月発表の日程をもとに、2026年8月末時点で内容を確認しています。
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