皆さまお疲れさまです。ケンタ(@den1_tanaoroshi)です。
季節は二次試験モードに移り変わり、「お問合せ・質問」のフォームから少しずつですが、質問をいただくようになってきました。
質問の内容はタイトルの通りです。
あらまし
平成21年度の誘導機の問題は過渡現象を取り扱っていて、読者さん(以降、Aさんとします)的に難しく感じ、2種レベルなのか疑問に感じたそうです。(質問1)
一方で、Aさんは9月から二次試験の試験勉強を始めたそうで、初見で解ける過去問があり正直3種レベルではないか?と疑問に思っていたそうです。(質問2)
私の所感
質問1について
私の感覚では誘導機における過渡現象は2種レベルではないと思います。
電動機の過渡式は正確に理解していないところがあるのですが、理論以外の機器を想定した過渡現象は電験1種レベルです。特に、事故時の問題は一次試験の電力で頻出となっていて、「直軸初期過渡リアクタンス」という何とも説明しにくい概念が出てきます。
質問2について
機械・制御の過去問に取り掛かって1周目に、私もAさんと同じような感想を抱いたことがあります。これは3種の頃からきちんと理解していた証拠でもあり、正直儲けものだと思います。二次試験に臨むに当たり個人的には、過去問の丸暗記でなくエッセンスを肌感覚で理解している割合がどれだけあるか、が重要だと感じています。
3種レベルと感じた問題はもちろん上記の割合に含まれ、残りの勉強時間でその割合がどれだけ増えるかが勝負の分かれ目です。
- 過去問の丸暗記でなくエッセンスを肌感覚で理解している
- どの部分がエッセンスだかわからないけど取り敢えず解法は丸暗記している
- 理解できないから捨てた
この3種類の割合が6:2:2だと十分ではないでしょうか。少なくとも、5:3:2は欲しいところです。
計算については練習あるのみで、立式したらきちんと最後まで間違わずに辿り着くとして、その立式までを確実にする割合を増やす方に早々にウェイトをおけるようにした方が良いかと思います。
お気軽に質問をどうぞ!
皆さんも疑問に思ったことはどんどん質問して下さい!
まだ私のキャパに余裕がありますので、余裕がある限り続けていきます笑
質問を受け付ける代わりと言っては何ですが、一般的に他の方も疑問に思うような質問の場合は、私への報酬としてブログネタにさせていただければと思います。
それでは次回!
ケンタさんこんばんは!
計算の攻略の記事、実に分かりやすかったです!ありがとうございますm(_ _)m
取り上げてくださってありがとうございます!
二種二次試験の事で質問させてください。
不動先生の完全攻略を推してくださりありがとうございます。
解説もシンプルで実に良い本と感じています。
オーム社だけでなく、電気書院からも、二次試験対策本、これだけシリーズや、戦術で覚えるなど発行されていますが、ケンタさんはこれらの本は昭和の問題が載せられていますので未使用だと思います。
ですが、完全攻略では計算の展開に困った時に幾らか役に立つのでは?と感じてもいます。
ケンタさんは完全攻略で詰まった事はありませんでしたか?
また二種二次対策では、完全攻略オンリーでしたか?
質問ばかりですみません。
またお時間おありの時に教えてくだされば幸いですm(_ _)m
>やまさきさん
コメントありがとうございます!
私が完全攻略でわからないときは、ネットで調べたりこじつけで覚えていました。それでもわからない問題は無視しました笑
無視した計算問題は1割もない位だったと思いますが。
二次試験対策は完全攻略と完全マスターのみです。計算の攻略を使ったのは2種が終わってからです。
なお今ちょうど、もう一度参考書を選び直すなら、という視点で記事を書いているところです笑
ケンタさんおはようございます!
ご返信ありがとうございますm(_ _)m
そうだったんですね!
ありがとうございます。
楽しみにしています(^^)