二次試験の解答の書き方は受験者によってまちまち?

皆さまお疲れさまです。

電験1・2種二次試験まで残りあと1週間を切りましたね。

二次試験用の参考書を解いてる真っ最中であるかと思いますが、そろそろ試験本番のイメージをしておくことが必要になってくる頃ではないでしょうか。

【参考】過去記事で試験時間と解答用紙の使い方を取り上げています!
電験1種と電験2種の二次試験では、試験時間の使い方が勝敗の分かれ目と言っても過言ではありません。ですので、過去問対策と並行して、試験時間内に起きるあらゆる場合を想定しておく必要があります。今回は私の戦略について紹介します。
電験1種と電験2種の二次試験準備では、過去問を解く以外にもやっておくことがあります。試験本番を如何に当たり前のように迎えるかについては色々な方法がありますが、解答用紙が使い慣れているということは他の受験者に対して大きなアドバンテージとなります。

試験時間解答用紙以外にももっと重要なところがあります。それは二次試験の解答の書き方についてです!

今まで『明確なことを書けない』と忌避していたところではありますが、少しでも情報提供をということで、今回は書いてようと思います。

つい先日twitterで更新頻度を落とすと告知したばかりですが、今回の記事ネタがネタなので、間隔を詰めて更新することにしました。

その分、試験後の揺り戻しが酷そうですが、後先考えずに更新していきます!!

公式情報はごく僅か

問題用紙の冒頭には『答案用紙記入上の注意事項』というのがあります。

ここに書いてあるのは、やったら失格となる注意事項が殆どです。解答を書く上でのヒントになる項目としては、

  • 解に至る過程を簡潔に記入して下さい  ←本当にこう書いてあります。
  • 有効数字処理

くらいです。これだけだとどう書いて良いのかわかりません。

電験1種を受験する方であれば電験2種を合格してきた経験がありますので、なんとなく解答の書き方が(合格したという結果論的にですが)分かってきていると思います。かくいう私もそういった内の1人ですので、思うところを書いていきます。

私が参考にしてきたのは標準解答です。前回記事の有効数字処理のところと同じ論法で、標準解答がしていることをとして、標準解答がどのような解答の作り方をしているか見ておくことは少なくとも無駄ではありません。

計算問題の解答の書き方

文字の定義

試験時間がなくなってくると、文字の定義を書くのが非常に煩わしくなってきます。

そもそも書かないので良いのであれば最初から書こうとはしませんが、実は標準解答ではきちんと定義を書いています。

文字の定義とは『受電端の電圧を$\boldsymbol{V_\mathrm{r} }$とする。』というような文章のことです。

ということは、書かないと減点になる可能性があります。

減点対象を明記していないので本当のところはわかりませんが。

有効数字処理

問題用紙の冒頭にある『答案用紙記入上の注意事項』に書いてある通り、特に断りがなければ有効数字は3桁となります。桁数を多く取るなどの、詳しい方法は過去記事をご覧ください。

計算問題を解いていると有効数字をどのように処理すれば良いのか悩んだことがあるかと思います。完全に断定することはできませんでしたが、ある程度こうした方が良いということは言えるような記事を書きました。

計算をどこまで書くか

ここは標準解答を読み込んでもなかなか掴みにくいところだと思います。『解に至る過程を簡潔に記入』がどこまでの分解能を指すのかが非常に悩ましいところです。

ここは持論となりますが、式展開が1本道で続く限りは計算過程を省略して問題ないと考えています。

客観的に過程をなぞれるかどうかですね。

そう考えると計算過程を書くというのは、計算ミスした場合の部分点用計算ミスしていないかの確認用くらいしか意味がないので、あとはご自身のさじ加減かと思います。

作図は罫線をまたいで良いのか

これについても持論です。標準解答には罫線がないので、この辺りの扱いを推測することができません。

例えば、ベクトル図を複数行にわたってかいて良いのかについては、私の(不合格にならなかったという)経験からは問題ないと言えそうです。というか、回路図と同じで、1行にかくことは到底無理です。

2×2の正方行列についても、複数行にわたっても問題ないかと思いますが、解答用紙の行間隔を見ると、1行で収まる大きさであることが分かります。

電験1種と電験2種の二次試験準備では、過去問を解く以外にもやっておくことがあります。試験本番を如何に当たり前のように迎えるかについては色々な方法がありますが、解答用紙が使い慣れているということは他の受験者に対して大きなアドバンテージとなります。

論説問題の解答の書き方

パッと見て構成が分かるような書き方

問題を読んだ瞬間に全体構成をすっきりさせた解答のイメージができる程の理解度であれば、採点者が採点しやすいのはもちろんのこと、漏れなくダブりない解答を書けるようなレベルになっています。

そこまでのレベルの人はそうそういないので、解答の構成だけても真似して、漏れなくダブリのない解答を作るよう心掛けましょう。

構成例は以下のようになります。

Q.地下変電所の設計する際に、機器配置について考慮すべき事項を挙げよ。
A.①信頼度
   ~信頼度の説明文~
   (2,3行空けておく。理由は後述)
 ②変電所スペースの最小化
   ・具体例1(1文程度)
   ・具体例2(1文程度)
   ・具体例3(1文程度)
   (2,3行空けておく。理由は後述)

というか、論説問題を得意としている人は、キーワードを押さえる学習をしている時に、既に体系的に色々な特徴を理解をしているのかもしれません。言うまでもなく、私は回答例をぱっと答えられるレベルには至っていません。

行を空けて書く

これも以前書いたことですが、一通り問題を解き終えて、時間が余って頭を一度クリアにしてから論説問題に再挑戦しようとしたときのために、数行空けて回答していきます。

論説問題であれば、どう使っても解答用紙の行が足りなくなることはありません。ですので、余裕を持って数行空けておきましょう。

まとめ

最初から自然体で計算問題と論説問題をわかりやすく解答できる人は稀かと思います。ですので、この期に及んでですが、一度きちんとした解答の書き方というのを自分の中で決めてはどうでしょうか。

標準解答を参考にして、下手なところで足を掬われないようにしておきたいものです。

それでは試験頑張って下さい!