皆さまお疲れさまです。ケンタ(@den1_tanaoroshi)です。
来月9/1はいよいよ電験の試験日ですね!
試験当日と言えば受験はもちろんですが、受験後は解放感がある中で解答速報の解答公開を今か今かと待つのも試験の楽しみの1つです。
毎年、当日のうちに公開をしている電験の解答速報はオーム社のみですので、ここのサーバー負担が試験当日夜に最大になることが容易に想像されます笑
しかし、今年はいつもと違ったことが起こるようです。…そう、TACによって。
第何弾目のかの斬新なこと
今回はなんと、(恐らく)ボーダーライン下げまで再現した全国ランキング通知サービスです!
どんな解答速報サービス?
詳しくはHPを見ていただきたいですが、簡単にまとめると
- Webから自身の解答を送信すれば
- 即座に全国ランキング\(+\alpha\)が分かる
- しかも、誰でも無料で使える
という感じです。今までは解答速報を独りで確認して、独りで一喜一憂して終わりでしたが、今年からは全受験生参加型になって面白そうですね!
気になる解答速報の\(+\alpha\)要素
HPの説明に以下のような記載がありました。
インターネットを活用して日本全国の受験生から解答データを収集し、①本試験同様の成績処理を行い、②精度の高い得点分析結果を提供する、TAC独自の画期的な解答分析サービスです。
ここから予想されるシステムは、
- ボーダーラインまで再現した合格判定を予想してもらえる
もしくは
- 60点合格は固定として合格率や科目合格者率を定量的に通知してもらえる
といったものです。前者であれば、これは実はかなり凄いことなんです。
(私の予想する)ボーダーライン-5点システム
先ず、全体の得点分布が次のように正規分布の形になっていたとします。
- 合格させる人数
- 合格させる割合
のどちらかが予め決まっているのであれば、その基準を満たすように、上から合格者を決めていけばいいのでシステム的には簡単になります。
過去の受験者数と合格者数のデータなどを使うと、
- どちらの傾向にあるのか
- どちらの方が再現性が高いのか
あたりを推測立てることができるのかもしれません。
その他、細かいところとしては、合格させる人数(もしくは割合)が決まっているとして、どの科目のボーダーを優先的に下げるかというところですね。
これは、得点分布の中央値や正規分布近似したときの\(\sigma\)値を科目間で比較して、科目間の難易度の差を緩和するような調整をしたりするのでしょうか?
んー、何とも言えません。
ボーダーラインを設定するうえでの前提条件
試験センターの再現には幾つか前提条件があります。
- 具体的な合格人数(もしくは割合)などのパラメーターをある程度の定量感を持って予想できている
- 受験者の解答データを出来るだけ多く保有している
- そのデータが真面目に解答して登録されたものである
もうここまでくると、試験センター以外のところが設定を予想するのは不可能な気がしてきました笑
ボーダーライン予想は無理だとしても
ここまで考察してきましたが、合格率や科目合格者率を定量的に通知してもらえるサービスでも十分斬新です。
私なら、自身の解答を入力したら得点を自動予想してくれるサービスくらいしか思いつきません笑
ちなみに、これらの情報は毎年合格発表するタイミングで試験センターが公表している情報となります。
とか思ってたら、こっちが本命?
ここまで2パターンの推測と考察をしてきましたが、確度のより高い情報を見つけました。
「TAC データリサーチ」
でgoogle検索してみたら、TACが開催している公務員試験の方のデータリサーチの紹介ページを見つけました。このページを読むと、
- 科目別の平均点・順位
- 問題別の正解率 等
が分かるようですね。
つまり、「他の人がどの選択肢を選んだかがわかる」システムであり、あまりにも登録した受験者全体の出来が悪いようであれば、ボーダーライン調整があるのではと希望を持てる可能性が見えてきます!
また、このサービスは期間限定ということなのでお早目に!
まとめ
HPの下の方は去年と同じ感じのweb記事があるなぁと思いつつも、上の方の情報が斬新すぎて思わず記事にしてしまいました笑
こういったシステムを無料で使えるというのは太っ腹といいますか、大胆といいますか、どちらにしろ試験後の祭りみたいな雰囲気がより一層盛り上がるので、楽しみですね!
それでは次回!