皆さまお疲れさまです。ケンタ(@den1_tanaoroshi)です。
電験三種の4科目のなかでも、機械は出題範囲がもっとも広く、単元ごとに得意・不得意がはっきり出やすい科目です。裏を返せば、過去問で頻出単元を絞り込み、そこを確実に取れる状態に仕上げれば合格ラインは十分に見えてきます。この記事では、電験一種まで取得した私が平成28年度の機械を実際に解き直したデータをもとに、狙うべき単元と過去問の使い方を整理します【PR】。
📌 この記事でわかること
- ✓ 電験三種 機械の出題範囲と、優先して固めるべき頻出単元
- ✓ 電験一種持ちが平成28年度の機械を解き直した実際の得点と手応え
- ✓ 公式を丸暗記せず、過去問で「導出できる状態」に仕上げる勉強法
- ✓ 機械の過去問を効率よく回すための教材の選び方
電験三種「機械」はどんな科目か
電験三種は理論・電力・機械・法規の4科目で、いずれも選択問題(マークシート方式)です。そのなかでも機械は、回転機(直流機・誘導機・同期機)から変圧器、パワーエレクトロニクス、自動制御、照明・電熱まで扱う範囲が広く、単元によって得点差が大きく出やすいのが特徴です。だからこそ、やみくもに全範囲を追うより、過去問で頻出単元を見極めて集中的に固めるほうが効率的となります。
また機械は、電験二種以降の二次試験「機械・制御」の土台にもなります。二次の機械・制御は同期機・誘導機・自動制御などから選んで解く形式のため、三種機械の主要単元を丁寧に固めておくと、上位資格を目指すときにもそのまま効いてきます。
過去問で優先して固めたい単元
機械の出題範囲は、大きく次のような単元に分かれます。
- 直流機(電動機・発電機)
- 誘導機
- 同期機
- 変圧器
- パワーエレクトロニクス(整流回路・チョッパ)
- 自動制御
- 照明・電熱・電動機応用 など
範囲は広いですが、限られた時間で仕上げるなら全単元を均等に追う必要はありません。計算の型が決まっていて過去問を回すほど安定するのは、誘導機・同期機・変圧器・自動制御あたりで、まずはこの軸を優先して固めるのが得策です。私自身、二次試験でも同期機・誘導機・自動制御を選択して電験一種まで進みました。変圧器は電圧変動率のように近似式・精密式・厳密式の使い分けが問われるため、公式の理解を過去問で整理しておくと得点源になります(変圧器の電圧変動率はこちらの記事で詳しく整理しています)。
電験一種持ちが平成28年度の機械を解き直した結果
実際に私が平成28年度の機械を解き直した結果は、70/100点でした。この年度の合格ラインは55点だったので合格ではありますが、免状を持つ身としては物足りない点数です。ブランクがあると、電験一種持ちでもこの程度になるという一例として受け止めていただければと思います(合格基準点は年度ごとに調整されるため、55点は平成28年度に限った目安です)。
印象に残った問題を単元別に振り返ると、機械攻略のポイントが見えてきます。
解き直して見えた3つの手応え
- 正解できた単元:同期電動機のV曲線(問5)。界磁電流を変えたときの電機子電流の増減は、ベクトル図をその場で描いて都度確かめる形にしていたので、ブランクがあっても対応できました。
- 落とした単元①:昇圧・降圧チョッパ(問9)。毎回導出して解く派なのに、肝心の導出の道筋を忘れていて失点しました。
- 落とした単元②:直流分巻電動機(問1)。トルクの公式 \(T=kΦI_{\mathrm{a}}\) と逆起電力の公式 \(E=kΦn\) がとっさに出てこず、等価回路は描けたのに先に進めませんでした。
同期機のV曲線でつまずかない考え方は同期機の位相調節をまとめて覚える記事に、チョッパの昇圧・降圧を導出で片づける方法はチョッパの導出記事にまとめてあります。どちらも今回落とした(あるいは正解した)単元そのものです。
なお平成28年度は、問15・問16のように私の体感では電験二種レベルに近いと感じる問題も混じっていました。難易度の線引きは主観ですが、こうした重めの問題まで取れた方は、上位資格に挑む素地が十分にあるとも言えます。
機械攻略のコツ:公式は過去問で「導出できる状態」に仕上げる
今回いちばん実感したのは、機械の公式は丸暗記より、導出で作れるようにしておくほうが長い目で見て忘れにくいということです。ただし、これには裏表があります。
導出型学習のメリットとデメリット
- メリット:公式を1つずつ丸暗記しなくてよい。トルクや逆起電力、チョッパの出力なども、電磁誘導やエネルギー保存の原理から作り直せます。
- デメリット:導出の道筋そのものを忘れると、その場で手が止まってしまう。今回の問9(チョッパ)・問1(直流機)がまさにこれでした。
このデメリットを埋めるのが、過去問の反復です。導出の型は、一度覚えても使わなければ抜けていきます。過去問で同じ単元を繰り返し解けば、導出の手順が手に馴染み、本番でも詰まりにくくなります。機械のように単元が多い科目ほど、この「過去問で導出を体に通す」学習が効いてきます。
機械の過去問を効率よく回すなら
機械は範囲が広いぶん、解説なしの過去問だけでは「なぜその式になるのか」が追いきれず、導出の型が身につきにくいことがあります。解説付きの過去問(電験三種の過去問徹底解説)を使えば、単元ごとの解き筋をたどりながら効率よく回せます。





ケンタさんこんばんは!
70点が凄い点数と感じるのは、まだまだ私の知識不足でしょうか?
難関の機械でこの点数、しかも公式天下りでないのですから。。
3種と2種以降の違い、勉強になります。
>やまさきさん
コメントありがとうございます!
また、本日は友だち登録の件でお世話になりました!
仮にも電験1種保持者ですので、90点は取りたいと思っていたのですが。。。
私の中での電験1種保持者のイメージは、電気の神様ですので全ての問いに答えられるレベルなんです笑
もう少しリハビリしていきます。
俯瞰した意見は比較的書ける経験をしていますので、これからも受験者の皆様にプラスとなるような情報を発信していきます!
今後とも当ブログを何卒ごひいきに。
ケンタさんおはようございます!
たいへん失礼しました(-_-;)
3種平民
2種天皇
1種神様
ということを失念しておりました。
申し訳ありませんでした。
ケンタさんは仮とおっしゃいますが、1種ホルダーは次元が違いすぎます。。
せっかちな性格です。。お許しください。
リンクフリーとお書きになっておられたので、ライブドアさんでブログを始めて、リンク早速貼らせていただきました。
私のは単なる日記ブログです。
どうぞよろしくお願いいたします。
>やまさきさん
コメントありがとうございます!
全然気になさらないで下さい。
リンクありがとうございます!
やまさきさんが初リンク設定者です!
今後も当ブログをよろしくお願いします。