皆さまお疲れさまです。ケンタ(@den1_tanaoroshi)です。
プロフィールでコミットメントしたように、今日も今日とて電験のリハビリをしてきました。
ちなみに前回の理論の結果はコチラ。
一番自信があった理論が80/100点とは、これからの科目が少し思いやられます。。。
ただ一つ救われたこととしては、前回のリハビリ後に去年の電験3種を受験していた人のブログを読んでいたところ、難しいようだったと判明したことです。どうやら去年受験された方は大変な思いをされたようてすね。。
合格点が55点だったというのは試験センターの公開資料を見て知っていたので、少し難しかったのかな?とは思っていたんですが、B問題(試験問題後半の多めに傾斜配点をしている問題のことです)で撃沈していた人が何人か見られました。
でもそれは電験3種を受験している人の感じ方であって、電験1種持ちが同じように感じてはいけないですよね!
本日は電力に再挑戦です
さて、今日は電力です。
電験3種の電力は電験2種や1種と違い、基礎的であってしかも広範な知識量が求められます。というのも電験2種や1種になってくると、CB1つとっても遮断特性だけでなく、消弧原理の違いや消弧の際の副生成物を問われたりしてきます。
一方、電験3種では電験の最初の試験ということもあり、1つの分野でマニアックなことを問われることはなく、複数の分野を浅く問われます。これは機械とかでも言えますね。
また、電力は理論や機械と違い計算問題が少なく、正誤問題が多いです。その正誤問題では微妙なひっかけがあったりと、正確な認識をしているかが試験の合否の分かれ目になるかと思います。
重箱の隅をつつくような問題ではなく、もう少し視座の高い正誤問題を出さないんですかね!あ、でもそれはそれで合格点が上がってしまいますか。
とまぁ、ここまでつらつらと書いてきましたものの、今回の再挑戦では微妙な引っ掛けに惑わされて不正解となった問題が有ります笑 当たり前ですが、出題者をとやかく言える立場ではありませんね。
というわけで、理論に引き続き電力もなんとなく怪しい感じでの再挑戦となりました。
それでは結果発表です!!
採点結果
80/100点
前回の理論と同じく80点でした。そして、合格点も理論と同じく55点でした。
というか、今更ですけど、去年は
理論 | 電力 | 機械 | 法規 | |
平成28年度の 合格点 |
55点 | 55点 ↑今回 |
55点 | 54点 |
通常 | 60点 | 60点 | 60点 | 60点 |
と全科目で合格点が5点以上下がってたんですね。
ってことは電力も実質は85点?!
このような難易度の年に受験した方はホントお疲れ様でした。
中でも、一発合格を目指していて本当に一発合格した方はお見事でございます!!このまま電験2種に挑戦して下さい!
私のこれまでの経験上、電験のステージが1つ上がると得点が7~8割になるイメージがあります。大体電験3種の試験で8割取れていると、電験2種の一次試験でギリギリ6割取れるようなイメージです。
また、これだけ去年の合格点が低いとなると、あと1問正解すれば合格できたのに!!って余計感じた方が多かったのでは無いでしょうか。
その気持ちわかります。私もこれまでの電験人生の中で
- 1年目に電験3種の法規をあと1問というところで合格を逃し、一発合格できなかった
- 3年目に今度は電験2種1次試験の法規をあと2問というころで合格を逃し、2次試験に進めなかった
という経験が有ります。
でも、その悔しさをバネに、
- 2年目に電験3種の法規を合格、エネルギー管理士を一発合格
- 4年目に電験1種を一発合格
を成し遂げました!!
皆さま、臥薪嘗胆です!
来年、というかもう今年ですが、周りを見返してやりましょう!!
問題を解いているときの感想
今回も4問不正解だったので、きちんと復習をしておきました。
全ての問題の感想を書いていきたいところですが、流石にみなさんにお付き合いさせるわけにはいかないので、特に印象に残った問題についてつらつらと書いていきます。
問題2
不正解 銅機械か鉄機械のどちらがコンパクトかは、磁気回路方程式を使って覚えていました。そこまでは良かったのですが、「安定度が高い→線路充電容量が大きい」という数式的ロジックが思い当たらず(今は思い出しました)、最後の語句を間違い不正解となりました。
問題5
正解 再生可能エネルギーについて、5文章の中から誤った説明をしている文章を選ぶという問題でした。「風力発電の風速の3乗にエネルギーが比例する」という数式的ロジックを覚えていたので、難なく正解となりました。
問題9(1番やってはいけないミス)
不正解 需要家への送電時に電圧の位相遅れを見込んだ電力輸送の問題は、電験2種以降では当たり前のように出てきます。しかも複素数計算や指数計算をゴリゴリ使って。ですので、この手の問題こそ電験1種持ちは間違ってはいけなかったのですが、、、、間違ってしましました!!!
原因は「送電端と受電端の位相差を無視できる」という条件だったのに、電圧降下の複素計算時に位相遅れを見込んだ計算をしてしまったところです。
ドツボにはまって数字が合わないことに悩み、ココで15分位時間を浪費してしまいました。。。
この手の問題って、電験3種レベルでも普通に出てくるもんなんですね。
公式的なものをできるだけ覚えない私の勉強方法に問題が有ったんでしょうね。。。
問題10
不正解 マーレーループ法とかパルスレーダー法の正誤問題でした。こういった細かな知識は明らかに抜けてますね。
問題17
正解 バランサとか非常に懐かしかったです。バランサは2種と1種には出てこないので、これは3年ぶりに思い出した知識でした。
まとめ と 今後の予定
合格点が55点の年度で80点取れたので、一応合格とさせて下さい。
それにしても問題9が解けなかったのは、このブログの発足理由を正に表していますね。
電験2種の二次試験までをリハビリの範囲にしようかと思っていたところにこういった間違いを犯すとは。かなり暗雲が立ち込めてきました。。。
でもリハビリをやると決めた以上、(どこまでやるかはコミットしてませんでしたが)最後まで突っ走ろうと思います!!
ということで、次は電験3種機械です。
機械は電力より好きだったので、80点以上は取りたいですね。
それでは次回!