皆さまお疲れさまです。ケンタ(@den1_tanaoroshi)です。
私は電験の勉強でも本番でも、芯の太さ0.3mmのシャープペンシルを使ってきました。0.5mmより線が細く、小さな字を書いても潰れません。ただし試験で使えるかどうかは受験する試験の方式によって変わります。この記事では0.3mmを勉強に使う利点と弱点、そして令和8年度の受験案内が定める筆記用具のルールを整理します【PR】。
📌 この記事でわかること
- ✓ 0.3mmのシャープペンシルが勉強に向く理由と、芯が折れやすい弱点への対策
- ✓ 電験の受験案内が定める筆記用具のルール(三種CBT方式/三種筆記方式/一種・二種)
- ✓ 芯の「濃さ」には指定があるのに、「太さ」には指定がないこと
- ✓ 二次試験の答案では、HBより濃いB・2Bも認められていること
- ✓ マークシートは鉛筆、記述は0.3mmという私の使い分け
0.3mmのシャープペンシルを選ぶ理由
細い字が潰れない
電験の答案には、添字や単位や指数が細かく入ります。VとV1を書き分ける、10-3の肩の数字を読めるように書く。0.5mmだと線が太く、狭い場所に押し込んだ添字がすぐ黒い塊になります。
0.3mmなら、削る手間をかけずに添字まで潰れない字を書き続けられます。鉛筆は書いているうちにペン先が丸くなり、細かい字が書けなくなります。頻繁に削れば戻りますが、そのたびに手が止まります。
弱点は芯の折れやすさと入手性
いいことばかりではありません。0.3mmは0.5mmに比べて芯が細いぶん折れやすく、私も0.5mmから移った当初はしょっちゅう折っていました。替芯の値段も0.5mmよりやや高く、コンビニでは置いていないことがあります。
ちなみに0.2mmという規格もあります。0.3mmが最細だと思っていたのですが、さらに細いものが売られています。ただ扱いは0.3mm以上に難しく、替芯を売っている店も限られます。まず0.3mmで慣れてからでも遅くありません。
折れにくく書く3つのコツ
0.3mmの芯を折らないために
- 芯を必要以上に出さない。長く出ているほど、横向きの力で簡単に折れます
- 筆圧を下げる。細い線は薄くても読めるので、0.5mmと同じ力で押しつける必要はありません
- ペンを寝かせすぎない。斜めに強く当てるほど芯の根元に力がかかります
私の場合、この3つを意識してからは折れる回数がかなり減りました。慣れれば、折れやすさは選ばない理由にはなりません。
普段の練習はボールペン、本番はシャープペンシル
普段の勉強では、私はボールペンを使っていました。家に大量に余っていたという理由もありますが、いちばんの理由は文字が潰れないからです。インクの線は最初から最後まで太さが変わらず、書いた過程がそのまま残ります。
過去問を解き直すとき、前回どこで詰まったかが消えずに残っているのは助かります。色を青や赤に変えて周回ごとに書き分けていました。
ただし本番でボールペンは使えません。そこで登場するのが0.3mmのシャープペンシルです。
電験の試験で0.3mmのシャープペンシルは使えるのか
結論から書きます。電験の受験案内は芯の「濃さ」を指定していますが、芯の「太さ」には触れていません。つまり0.3mmでも0.5mmでも規定上は問題ありません。ただし電験三種のCBT方式だけは、そもそも自分の筆記用具を持ち込めません。
なお筆記用具の規定は試験ごとに異なります。ここから先は電験の話なので、大学入試や他の資格試験を受ける方は、同じ要領でご自身の受験案内を確認してみてください。会場で貸し出す方式か持参する方式か、芯の濃さの指定があるかの2点を見れば足ります。
令和8年度の受験案内での規定
一般財団法人 電気技術者試験センターが公表している令和8年度の受験案内には、次のように書かれています。
●〔一次試験〕HBの鉛筆またはシャープペンシル(マークシートへの記入にはボールペン等の使用はできません)
●〔二次試験〕HBの鉛筆またはシャープペンシル(薄いと採点されないので、見えづらければHBより濃いBや2Bを使用してください)
●プラスチック消しゴム ●鉛筆削り ●透明または半透明の定規
〔第三種・筆記方式〕
●HBの鉛筆またはHBの芯を用いたシャープペンシル
●プラスチック消しゴム ●鉛筆削り ●透明または半透明の定規
〔第三種・CBT方式〕
●筆記用具[ボールペン(黒)とメモ用紙]は、試験会場で貸出します。持参の筆記用具や時計等は使用できません。
整理すると次の表になります。
| 試験 | 自分のシャープペンシル | 芯の濃さ | 芯の太さ |
|---|---|---|---|
| 三種(CBT方式) | 持ち込み不可(会場でボールペンを貸出) | ― | ― |
| 三種(筆記方式) | 使える | HBの芯 | 規定なし |
| 一種・二種(一次) | 使える | HB | 規定なし |
| 一種・二種(二次) | 使える | HB。見えづらければB・2Bも可 | 規定なし |
三種のCBT方式は自分の筆記具を持ち込めない
いちばん注意したいのがここです。CBT方式では手荷物をロッカーに預け、会場で貸し出される黒のボールペンとメモ用紙で受験します。持参の筆記用具や時計は使えません。使い慣れた0.3mmで臨むつもりで会場に行くと、そこで初めて気づくことになります。
持ち込めるのは電卓と公的証明書、それに水の入った無色透明なペットボトルくらいです。電卓は自分のものを使えるので、こだわる価値があります。私が試験会場に持ち込む電卓については試験会場に持ち込める『最強の武器』にまとめました。
二次試験ではB・2Bも認められている
以前この記事では「Bを使うとどうなるかは保証しない」と書いていました。ここは訂正します。現在の受験案内は、二次試験について薄いと採点されないので、見えづらければHBより濃いBや2Bを使ってほしいと明記しています。
採点する側からすれば、読めない答案は採点のしようがありません。筆圧が弱くて字が薄くなりがちな方は、素直にBや2Bを選ぶほうが安全です。一方で一次試験のマークシートはHB指定のままなので、芯の濃さは一次と二次で変えることになります。
マークシートは鉛筆、記述は0.3mm|私の使い分け
一種・二種の一次試験はマークシートです。ここで私は鉛筆とシャープペンシルを併用していました。
問題用紙の余白で計算するときは0.3mmのシャープペンシル。見直すときに自分の計算過程を追いやすくなります。一方でマークを塗りつぶすときは鉛筆で、しかも先を軽く丸めておくのがコツです。
一度だけ0.3mmでマークシートを塗ったことがあるのですが、細い線で枠を埋めるのに時間がかかりました。それ以来、塗る作業は鉛筆に任せています。
試験当日に持ち込めるものは筆記具だけではありません。飲み物や耳栓の可否は試験本番に耳栓は使える?使えない?で整理しています。
記述式の答案は「読んでもらえる字」で決まる
一種・二種の二次試験は記述式です。私が0.3mmを使っていたいちばんの理由は、自分の見直しよりも採点者が読みやすいようにという点にありました。もともと字が汚い自覚があるので、せめて線の細さで読みやすさを稼ごうという発想です。
字のきれいさは採点基準に入っていませんが、読めない字は採点対象にならないという一点だけは意識しておく価値があります。先ほどの受験案内が「薄いと採点されない」と書いているのも、同じ話です。
もっとも、電験の二次試験の解答用紙は行間が広めに取られているので、神経質になる必要はありません。実際の解答用紙の感覚は解答用紙に慣れて二次試験を突破しよう!で配布しているPDFを印刷すると掴めます。
字そのものより、計算過程をどこまで書くか、論述をどう構成するかのほうが得点に効きます。答案の組み立て方は二次試験の解答の書き方は受験者によってまちまち?にまとめました。
私が使っている0.3mmのシャープペンシル
私が使っているのは三菱鉛筆のユニ アルファゲル スリム 0.3mmです。学生の頃からアルファゲルを使っていて、長時間書いてもペンだこができたことはありません。
グリップが柔らかいぶん握りこむ力が減るので、結果として筆圧も下がります。芯を折らないコツの2番目とも噛み合っていました。
もちろん0.3mmが書ければメーカーはどれでも構いません。握ったときに力が入りすぎない一本を選ぶのが、いちばん確実です。
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まとめ
- ✓ 0.3mmは添字や指数が潰れないので、電験の答案づくりと相性がいい
- ✓ 弱点は芯の折れやすさ。芯を出しすぎない・筆圧を下げる・寝かせすぎないで大きく減る
- ✓ 受験案内は芯の濃さを指定しているが、太さには規定がない
- ✓ 電験三種のCBT方式は持参の筆記用具が使えず、会場貸出の黒ボールペンで受験する
- ✓ 一種・二種の二次試験は、字が薄くなるならHBより濃いB・2Bも認められている
- ✓ 会場で受ける試験なら、マークシートは鉛筆・記述は0.3mmという使い分けが私の答え
- ✓ 道具の話はここまで。あとは過去問で手を動かした量がものを言う
筆記具そのもので合否が決まるわけではありません。それでも、書いた字が読めるかどうかは答案が採点対象になるかどうかに直結します。手元の一本を見直すだけなら今日からできるので、この機会に確認してみてください。
道具が決まったら、次は書く中身です。0.3mmが活きてきたのは、解答の筋道を自分の手で追えるようになってからでした。私はその筋道を、過去問を繰り返し解いて体に入れています。当ブログでも電験の過去問と解説をまとめた電子書籍を出しているので、解説の書きぶりや問題量がご自身に合うかどうか、この下の無料サンプルで確かめてみてください。引き続き当ブログをよろしくお願いいたします!





