雑記

再現性高く電験を使って私生活を豊かにする方法

皆さまお疲れさまです。ケンタ(@den1_tanaoroshi)です。

 

皆さんが電験を取得する主な理由は

  1. 主任技術者選任で役職給アップ
  2. 選任される会社に転職し年収アップ(+実務経験を溜める)
  3. 定年退職後に電気保安業界への転職で年収キープ

と長期的な目線に基づくものがほとんどだと思います。

もちろん、これらの方法は再現性が高い方法なので、多くの人が取っている戦略かと思います。しかし、これらの長期的なプランと並行して、今現在の年収を確実に上げる方法があるとしたら、実践してみたくないですか?

今回はそんな内容の記事となります。

この記事でわかること

  1. 副業をお勧めする理由
  2. 副業アルバイトより個人事業をお勧めする理由
  3. 私の副業ラインナップ
  4. 電験を使って安定的にできるオススメな副業

副業という選択肢

いきなりですが、現在の年収を上げる方法は副業です。会社員を続けながら空いた時間で副業をするということは、

  • 短期的には手取り収入が増えますし
  • 長期的には老後に備えられる

というメリットがあります。

手取り収入が増える

単に手取り収入が増えるといっても、その効果はよくよく考えてみると無視できるものではないと思います。なぜなら、手取り収入が増えると急な出費に耐えられますし、なにより会社の業績が多少傾いても金銭的な不安が柔らぐからです。

ケンタ
ケンタ
給料がある程度下がっても、今の会社にまだ居続けるか、転職するかを余裕をもって考えられます。

老後に備える

最近話題になっていた老後2,000万円問題ですが、手取りが月5万円増えた場合のシミュレーションをしてみると、無理難題な話でないことがわかるかと思います。

仮に手取りが月5万円増えたとして、それをすべて手数料が安い投資信託に積立てNISAなどで運用すれば、非課税で年利5%で運用して30年後には4,178万円になる計算です。

副業で5万円を得るということは1つの目安として語られています。また、投資信託はきちんと商品を選べば、年利5%はそれほど非現実的な数値ではありません

副業はコスパが良い

本業に軸足を置き続ければという大前提があるものの、副業はリスクと即効性の観点からお勧めできます。

転職よりリスクが少ない

転職は、転職活動をするだけであれば自分の適正年収を知ることができますし、希望の年収を提示されなければそもそも転職しなければ良いので、ノーリスクで年収アップを試せる絶好の機会です。しかし、年収増額となるような転職ができる人は限定的ですし、提示されたとしても新しい環境で期待された成果を出せるかどうかは未知数なところが大きいです。

一方で、副業は本業を続けながら、新たな収入の柱を作る挑戦になるので、リターン青天井かつリスク限定的と言えます。

本業バレのリスクはほぼない

  1. 自分から本業の同僚に副業の話をしたり
  2. 自分の本名を大々的に公開しない限り

本業にバレることはそうそうありません。

唯一、住民税の支払いを本業の源泉徴収で行えばバレる可能性がありますが、確定申告のときに自分が直接支払うようにすればバレません。

後述しますが、副業の種類によっては年間65万円までは所得税・住民税ともに発生しないので、利益を65万円以下としておけばそもそも税金からバレる発端にさえならないです。

昇給より即効性がある

副業が成功といえる1つのラインに月5万円というのがあります。年間に換算すると60万円になりますが、例えばこれを月3千円の定期昇給で達成しようとすると、単純計算で33年待つことになります。

人によっては定年退職を先に迎えてしまいます…

逆に考えると、副業で月5万円稼ぐことは33年を先取りすることに相当します。こういう意味で、副業は昇給より即効性があるといえます。

しかも、そもそも本業のベースアップが今後も続くとは限りませんし、本業の会社が無くなってしまう可能性さえあります。ですので、副業には即効性に加え確実性もあるといえます。

総じて、デメリットよりメリットの方が大きい

以上のことから、デメリットは限定的でメリットがそこそこあるので、トータルでは副業に挑戦する価値があるかと思っています。

ケンタ
ケンタ
実際、私も色々と挑戦していますし。

給与所得より事業所得の副業がオススメ

ここからは小難しい税金関係の話をします。

読むと眠くなってしまう人は読み飛ばしてくださっても構いません!

給与所得 or 事業所得?

一言で副業といっても、給与所得となる副業と事業所得となる副業があります。

  • 給与所得の副業 → マクドナルドのバイト掛け持ちなど
  • 事業所得の副業 → プログラミングなどの成果に対する報酬をもらう業務委託契約など

私は後者の事業所得の副業を断然オススメします!理由は以下のとおりです。

事業所得の副業を勧める理由

  1. 社会保険料は給与所得の方で算出されるから
  2. 青色申告特別控除を使えるから
  3. 合理的な範囲で経費を計上して利益を圧縮できるから

社会保険料は給与所得の方で算出される

ざっくり言うと、社会保険料(健康保険料と厚生年金保険料のこと)は給与所得の金額から算出されます。つまり、事業所得の副業であれば、どれだけ稼いでも社会保険料が今から増えることはありません。

基本的には副業の方でも所得税と住民税はかかってきますが、次で説明するように一定の範囲内の利益であれば税金は発生しません。

青色申告特別控除を使える

副業を始めるときに青色申告を同時にしていると、青色申告特別控除というものが使えます。

青色申告については、申告できる要件を厳格化するような動きが見られます。。。が、今は何とも言えないのでこのまま記事を続けます。
【2022.10.8追記】厳格化の話は無くなりました。帳簿作成は決算申告にもともと必要ですし、従来の考え方と特に変わらなそうです。

確定申告の仕方によって控除金額が変わってくるのですが、マイナンバーカードで電子申請をしている方であれば65万円の控除となります。ここで、もし年間の利益(売上ー経費)が65万円以下であれば、青色申告特別控除後の事業所得が0円になるので、所得税・住民税が発生しません。

年間65万円は月間の利益で言うと5万円強であり、これが冒頭で言っていた月5万円の収入に繋がってきます。

ケンタ
ケンタ
月5万円が税金なしで入ってくるというのはインパクトが大きいです。

合理的な範囲で経費を計上して利益を圧縮する

利益を出すのにパソコンや文房具を使っている場合は経費として計上できるため、その分利益を押し下げることができます。

このほかにも合理的な説明が付けば、以下のように副業前でも普通に支払っていた分を一部経費とすることができます。

  • 家賃 → 事業で使用している面積割合分だけ経費計上
  • 電気代 → 事業で使用しているスペースのコンセントの数の割合だけ経費計上
  • スマホ代 → 事業で使用している月間の日数割合だけ経費計上 など

つまり、追加でお金を出さずに利益を圧縮でき、節税できるということです。

本業バレは極めてレアケース

繰り返しとなりますが、そもそも副業で税金を払っていなければ、本業の会社は関知しようがありません。

また、仮に税金が発生したとしても、住民税を自分で支払うようにすればバレることはありません。

住民税は自分で支払うか、本業からの源泉徴収で支払うかを確定申告のときに選べます。なお、所得税については自分で支払うしか選択肢がありません。

ケンタ
ケンタ
ほかにもやれることはまだあるので、気になる方はお問合わせよりご連絡ください。

電験を使って副業する

ここまで読んでいただいて、資産と税務の観点から副業をするメリットをお分かりいただけたかと思います。

次に、プログラミング、せどり、動画編集など数ある副業の中でどれを選べばいいかという問いに対しては、私は間違いなく電験を使った副業をおススメしています。理由は

  1. 費やしてきた勉強時間
  2. コツコツ勉強できたという習慣

の2つです。

電験の強み①:勉強時間そのもの

一般的に、副業で月5万円をコンスタントに稼ぐのためは相当な時間がかかります。一例を挙げてみると、プログラミングでは3か月~半年(200〜300時間)といわれています。

(※引用元)プロハック

正直、準備に200時間もかけたくないですよね。でも、電験を取得している方ならば、既に1,000時間を準備に費やしているという見方ができます。

必要な時間という観点で電験は希少性が高いスキルと言えるので、これを使って副業をしない理由はないわけです。

電験の強み②:コツコツ取り組める

電験を取得できた方は基本的に時間を使うのが上手です。

そう言えるのは、本業がある中で1,000時間を生み出してきたのが理由の1つです。また、知識の定着にはコンスタントに勉強をしなければならないので、1,000時間を少しずつ生み出してきたというのも理由です。

この時間を生み出すというのは副業の成果物を出すというところにも十分通用する強みです。

私の副業

ということで、初公開ではありますが私の副業を紹介しようと思います!

私がしている副業!!

  1. ブログ
  2. 書籍販売
  3. 【連絡をくださった方にだけ限定公開】

①と②は当ブログをご覧いただいている方はご存じだと思います。3つ目については、ここでは詳細はお伝え出来ませんが、ざっくりとした内容をお伝えすると、次のような性質の副業となります。

  1. 電験の知識を使った副業
  2. 業務委託契約のもの
  3. 在宅で好きな時にできる
  4. パソコンがあればできる
  5. フロー型の副業

電験の知識を使った副業

先ほど挙げた理由のとおり、電験という1,000時間トレーニングしたスキルを使った仕事をしています。

私は法規科目が苦手でしたが、参考書を横に置きながらできる仕事なので、

  1. わからないことを調べるスキル
  2. 客観的に理論立てて説明する(文章化する)スキル

を使って特に問題なく取り組めています。

ケンタ
ケンタ
2つ目の文章化スキルについては、ブログが少なからず生きている実感があります。

業務委託契約のもの

青色事業の税務メリットを余すところなく使えるタイプの契約です。

なお、契約書を取り交わすので、もちろん法的な拘束は発生します。

在宅で好きな時にできる

在宅勤務という性質から通勤時間がそもそもないので、その分実質単価が高くなります。また、自分の好きな時間に仕事ができるので、本業の繁忙に合わせて効率的に作業できます。

それこそ30分のスキマ時間ができればそこで仕事をするということも可能なので、空き時間をフルに活用することが可能です。

パソコンがあればどこでもできる

私の場合、ブログで使っているパソコンで作業をしています。

使うソフトはエクセル、ワード、PDF手書きソフトくらいです

また、パソコンと参考書があれば作業ができるので、気分転換に近所のカフェで作業をしたりしています。

ケンタ
ケンタ
コーヒー代はもちろん経費で落とせます。

フロー型の副業

業務委託契約の性質上、収益が積みあがっていくストック型ではなく、やった分だけ報酬となるフロー型の収入になります。ただ、フロー型ではありますが、電験の強みを生かせているのでランサーズにあるような誰でもできる仕事より高単価です。

一緒に働ける方を募集中!

今回私の副業を紹介したのは、業務委託契約しているところでスタッフの募集をしていて、一緒に働ける方がいればと思ったのがきっかけです。

募集人数は若干名ですので、すぐに募集停止となってしまうかもしれません。

数多くの方からお問い合わせいただいた結果、現在は募集停止しています。募集再開したときに優先的に連絡してほしい方は、問い合わせフォームからその旨ご連絡ください。

これまで説明してきたように、この仕事に向いている方は次のとおりです。

この仕事に向いている方

  1. コンスタントに時間を費やせる人
  2. わからないことを自分で調べたり、人に聞ける人
  3. 説明するのが得意な人
  4. 文章を書くのが好きな人
  5. せっかく習得した電験の知識を有効活用したい人・錆びさせたくない人

詳細を知りたい方は問い合わせフォームよりご連絡ください!

公式LINEの方にメッセージをくだされば、よりスムーズにやり取りができます。

私は募集内容を紹介するところまでで採用の採否の決定権はありませんが、副業に興味のある方は是非!

まとめ

副業は今後の人生を考えると取り組むべきです。

挑戦するリスクより得られるリターンの方が大きいので、やってみる価値があります。

また、副業をする際は税務メリットがあり、時間に融通の利く業務委託タイプをお勧めします。特に、私がしている業務委託は電験の知識をフルに使うものであるためおススメです!

少なくない時間を使って取得した国家資格をせっかくならば本業以外にも使ってみませんか?ご興味のある方は問い合わせフォームよりご連絡ください!

POSTED COMMENT

  1. いのP より:

    知人のビルメンがやってる副業はエアコンの取り付けで明けの日と休みの日にフル稼働して夏冬は本業込みで月収80万ぐらいとのことです。これは命を削ってると本人も言ってましたが

    電気主任技術者の仕事は多岐にわたるのでイマイチ全容がはっきりしませんが
    ”個人事業主”として”電験を使って” ”実際の現場で”ってのは難しいのですかね。

    • ケンタ より:

      >いのPさん
      コメントありがとうございます!

      ピーク期ではありますが本業込みで月収80万円はすごいですね!
      私も人脈とスキルがあれば命を削っても挑戦したいです…

      ・個人事業主
      ・電験(≠電工)を使って
      ・実際の現場で
      となると,やはり電気管理技術者しか浮かばないですがこれは本業になりますね。
      あとは,顔を売って年次点検の応援とかでしょうか。どちらにしろ稼げる業界はこのあたりになるかと思います。

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