自分の勉強法を振り返って

皆さまお疲れ様です。

最近、空き時間を見つけては電験3種の勉強し直しをしています。電験1種の試験が終わってから2年弱経つので、色々忘れてきていると実感することが多くなってきたからです。

使っている参考書はコチラです。

遂に『あの出版社』が電験3種の参考書を出しました!ということで、早速全5冊のレビューをしてみました。

レビューしたときにあまりの図の豊富さに目が行っていたこともあり、早速入手して読み直してみました。

その中でも先ずは電力科目からです。

電力を最初に選んだ理由は後述します。

私の主な学習法

私はイメージを結ぶことを優先して勉強をするようにしています。

電験を始め、資格試験には『覚える』という作業が必ず発生します。今回はその作業を(私の中で)如何に効率的に行っていたかというお話です。大学受験からしてきた作業がブラッシュアップされている方法です。皆さんのご参考までに。

そうした中で重要となってくるのは、如何に具体的に想像するかです。参考書の使い方としては、

  • 導入解説を読んでイメージを結ぶ
  • 問題を解きながらイメージを修正する
  • それを繰り返して定着を図る

です。

計算力の基礎はあったものの、私は電気科卒ではなく電気の常識を知らなかったので、電験の勉強をする上でここに注力するようにしていました。

しかし、私が電験3種の頃に使っていた参考書は文字での説明がほとんどでしたので、行間の理解を自己流解釈で埋めて自分の想像に任せるしかありませんでした。これは電験2種になっても変わらなく、天下の完全マスターシリースでも導入解説の文字の多さには辟易していました。

1周目は高校物理と高校数学を駆使して、なんとか行間の(自己流な)理解を書き込みながら埋める作業がほとんどでした。2周目はその書き込みを見ながら咀嚼する作業でした。

特に電力はこの戦略で困難を極めました

電力の中でも計算問題は特に苦労していませんでした。が、問題は知識問題です。キーワードであれば暗記すればなんとか対応できるものの、『~の特徴』に関する不適な文章を選ぶ問題など、イメージのほころびがあり得る中で知識の重箱を突くような問題は、イメージがきちんとできていないと解けなく苦手でした。

過去問で登場してきている知識問題であれば、イメージができていなくても解ける状態にはしておきました。が、同じ単元の問題でも違う角度からの問題に対しては、やはり苦手でした。

というのが、電験の勉強をしていたときの苦手なところだったのですが、TACの参考書レビューをして図の豊富さにびっくりしたので、忘れているであろうことを思い出すことも兼ねて早速手に入れて読み進めてみました。

復習として読み返してみると

例えばボイラの構造

私は、ボイラの部分を大きな鍋的なものとして想像していました。給水ポンプから鍋に下から水が注がれて、沸騰して出ていった蒸気を過熱器で(ボイラとは独立して)更に加熱するというようにです。

しかしそれはどうやら微妙に違っていたようで、ボイラの下の部分を導管でバーナー部分に通して、そこの部分で水を沸騰させていたようなのです。

お風呂を沸かす構造と同じですね。

そして、過熱器はその導管の直後にあります。

その様になった流れは、燃焼ガスの通り道を設計するところが起点になっているようで、そこから順にタービンを含めた水/蒸気の経路を作り込んでいくのがなるほどなと思ったところでした。

これまで私が知識として持っていたサイクル図は、ランキンサイクルの概念図のようなものしかなく、それをより実態に近いカラー図で説明がされていましたので構造の理解が捗りました。

ランキンサイクルの概念図とは、ポンプ→ボイラ→過熱器→タービン→復水器で1周を囲む図のことです。

この構造がわかると、

  • 強制循環ボイラ
  • 自然循環ボイラ
  • 貫流ボイラ

得失が理解しやすくなるので、電験2種の記述問題の対策にもなります。このついでに電験2種にも言及しておくと、問題文に図がない状態で特徴比較を問われることがあり、それを0から自分の言葉で記述していきます。図で違いを理解しておくと、記述のしやすさが大きく変わるかと思います。

語句の説明を丁寧にしている

先程も書いたように私は電気科卒ではありません。

ということで、図でかいてあっても理解できないところも勿論あります。そういったときは完全にお手上げですが、取り敢えずその分野の過去問をいくつか解くようにしています。で、過去問を積み重ねていって、解説を消化していって、ようやく理解というか自分の頭の中でなんとなく説明できるようになります。非効率であり、前後が逆転していますが、そこまでなんとか行けば、参考書に戻って簡素な用語の説明を読んでも、その行間の背景現象や理由がわかるようになります。

TACの参考書では、この行間を埋めるような説明がはじめから大体書かれています。なので、この参考書を読んでから過去問を取り掛かれば、1周目の正答率が低いストレスフルな行為をしなくて済むかもしれません。つまり、過去問が勉強したことの確認問題になるということです。

私の電験のスタートをこの参考書で切れていたら…

私が電験3種の勉強を初めたときに2種までを取ろうと思っていたこともあり、当初から電験3種と2種の連続性を意識して、単純暗記をできるだけ避けた勉強をしていました。そのつもりではいましたが、知識問題はまだまだ理解が浅いのを2種の勉強をし始めてから実感しました。

一度目の3種で概論を押さえて、2種で詳解を押さえるという方法も悪くはないものの、一方で効率を追い求めたい私としては3種の参考書を吟味して選べばよかったと後悔しています。今回のTACの電力科目の参考書を読んでいる限りでは、最初の電力科目の参考書はこれにしておけば、2種の一次試験の勉強をスムーズに開始できたんだろうなと思っています。

まとめ

私のように電験をイメージで乗り切ろうとしている方は、先ずは電力だけでもみんなが欲しかったシリーズを使うことをオススメします。

参考書は人の好みにも寄るところが大きいですが、『他の参考書がどうも頭に入ってこない』と言う人はコチラにお試しでスイッチしてみてはどうでしょうか。

え、電力の復習をしないでパワエレの復習をしろって?

そっちの方は機械版を読むところから取り掛かろうかと思います笑

それでは次回!

コメント

  1. ソウケイ より:

    こんにちは!

    電気どころか理系要素のカケラもない自分には興味深い情報です。

    自分はもっと電気設備に対するイメージが湧かないので、会社にある配管や設備を見て「これが〇〇か〜」と、本で読んだイメージを少しづつ固めるようにしています。
    実際、文字や数字だけ見ていても頭に定着しにくいですよね。

    いかんせん電気の知識が無さ過ぎるので、電験3種の試験が終わったら、電験2種の休憩用に図書館にあるマンガで分かる機械や電気設備の仕組みのような本を借りようかなと思ってました。

    この本は2種の2次試験用の知識にもなるという事ですので、うってつけですね!

    • ケンタ より:

      >ソウケイさん
      是非使ってみてください!
      私を含めて需要家設備以外の実物をあまり見たことが無い人にとっては貴重な参考書だと思います。

  2. カモカモ より:

    こんにちは
    これは、地味ながらも独学する人によっては非常に有力な記事だと思います。
    私は3種を丸暗記で乗り切りましたが、理解力が問われる2種で再度勉強の
    やり直しを強いられています。ただ、2種一次試験の電力と機械に関しては、
    3種で満点取れる実力があれば十分合格できると思いました。(その実力とは
    は丸暗記ではなく、理解しているという事なのですね)
    結局、ケンタさんが言われていたように2種以上目指すならば、遠回りに
    思えても、理解力を向上させる方が結局近道になるという事ですね。
    (私みたいに最初は3種で十分と思い、手っ取り早い丸暗記勉強法を選択する
    人は多いと思います。なにせ3種勉強時なんか2種持ちが神様みたいに見える)
    3種を取得した後の、2種の勉強時には「今更3種の参考書に高い金を払うのは
    もったいない」と躊躇しますが、前回の「電験3種デルデル用語早わかり」の
    ように、辞書的に使うのであれば独学者にとっては十分有用と思います。
    (控えめな紹介ながら、ケンタさんのコメントの「是非使ってみてください!」
    のコメントに本気で実感しているのを感じます)
    引き続き「機械版」のレビューも期待しております。
    それにしても今回の参考書の帯に、「2種でも使える」と書いただけで売り上げ
    倍増になるような気がするのですが・・・勿体ない。

    • ケンタ より:

      >カモカモさん
      お久しぶりです!

      私も電験2種の勉強を初めたときに、学び直しをしたのを覚えています。
      (一次試験での学び直しでしたので計算問題というよりかは知識問題ですが。)
      電験3種のときにTACさんの参考書があれば、電験2種もスムーズに取り掛かれたんだろうなと思います。

      機械版はいつになるかわかりませんが、乞うご期待ということで!笑