過渡現象

「電験2種 過渡現象をラプラス変換で解く28年間 2023年版」のご紹介

本書はタイトルの通り、電験2種一次試験の理論科目において最も頻出な過渡現象にフォーカスを当てており、しかもそれを他の参考書のように微分方程式ではなく、ラプラス変換を使用して解説をしております。

収録している問題の年数は、新試験制度となった1995年から2022年の計28年です。

正確に言えば、2年出題されない年度があったので26年度分を収録しています。

出版に至るまでの経緯

私自身が電験2種に挑戦していたときに、理論科目の過渡現象をラプラス変換で解くようにしていたため、そのときのノウハウをご紹介できればと思い、出版することと致しました。

電験1種では、一次試験の理論科目で過渡現象をラプラス変換で解く問題が頻出されているので、電験1種の先取りとしても本書活用できます。

 

参考までに、関連する過去記事もご紹介します。

過渡現象にラプラス変換を適応できる理由皆さまお疲れさまです。ケンタ(@den1_tanaoroshi)です。 当ブログでは「ラプラス変換を使って過渡現象を解ける」という...
【番外編】過渡現象にラプラス変換を適応できる理由皆さまお疲れさまです。ケンタ(@den1_tanaoroshi)です。 以前の記事で計算を省略していたところを、少し丁寧に解説して...
過渡現象における簡易式を導出してみた皆さまお疲れさまです。ケンタ(@den1_tanaoroshi)です。 半年程前に電験2種 過渡現象をラプラス変換で解く24年間 ...

収録している内容

目次は以下のようになっています。

目次

  • はじめに
  • ラプラス変換を使用した解法例
  •  過渡現象にラプラス変換を適応できる理由
  •  ラプラス変換と素子の初期条件
  •  過渡現象における簡易式
  • 過去問の分類表
  • 1995年~2022年の問題と解説

本書の雰囲気だけでもわかっていただけるように、サンプル版をご用意しました。

サンプル版には

目次

  • はじめに
  • ラプラス変換を使用した解法例
  •  過渡現象にラプラス変換を適応できる理由
  •  ラプラス変換と素子の初期条件
  •  過渡現象における簡易式
  • 過去問の分類表
  • 2013年の問題と解説

を収録しています。「ラプラス変換を使用した解法例」を読むだけで、十分ラプラス変換の有用性が伝わるかと思います。

簡易式の別解も充実

ラプラス変換を使うと原則に則った計算ができますが、回路の時定数初期条件を代入するだけという簡易式も別解として、ほぼ全ての問題に対して収録しています。

過去問の中身をもう少し見てみたいという方は、是非下のリンクからお買い求め下さい。

購入方法

Amazonにて販売をしております。

またSTORES版も発売しております。

STORESでは過去問徹底解説シリーズも販売しております!
「電験2種一次試験 過去問徹底解説 令和6年度版」のご紹介電験2種一次試験の過去問をどこよりも詳しく、安く、最多の収録年数で販売しています。本書は電験王を書籍化したもので、令和5年から平成22年までを収録しています。 既に過去問を持っている方でも、解説比較のためのご購入はいかがでしょうか。...

コストを抑えて勉強したい場合

STORES版を購入すると、自宅などのプリンタで紙で学習したい問題だけ印刷することができ、学習コストを抑えることができます。また、問題を解く以外にも、既にお持ちの別の過去問題集との解答比較としてもお使いいただけます。

STORESの中身はAmazonで販売しているものと同じで、本ページでもそのサンプル版をご確認できます。

価格 特長
紙書籍版 1,980円 ・正誤チェック表などをフル活用できる
・書き込みメモを見返しやすい
STORES 電子書籍版 980円 ・低価格
・別の過去問題集との解答比較用
・必要なページのみ印刷して学習できる
・書き込みメモを見返しやすい

PDFのままでの使用例

タブレットをお持ちの場合は、印刷せずに使用することができます。

使用するソフトによってはPDFに書き込みをすることが可能なので、余白に書き込みをしつつ学習することができ、2周目以降も効率的に進めることができます。

私が使用しているPDF書き込みフリーソフトDrawboard PDF
スマホでのPDF表示ももちろん可能なので、通勤中にも学習することができます。

ご購入された方の声

見習いさん
見習いさん
どうせ二次で使うラプラス変換を有効活用できるようになるのでオススメです。
評価:

ひろさん
ひろさん
過渡現象の問題解説が専門書では難しすぎたり計算の途中が端折っていたりで悪戦苦闘していた所、眼から鱗な感じでラプラス変換が解説されてあり理解が進みました。
応用問題にも対応できるよう解き進めていきます。
評価:

赤い彗星さん
赤い彗星さん
なかなかの出来栄えです。微分方程式に悩む受験生にはいいヒントを出してあります。ラプラス変換がいかに便利かをわからせてくれます。ただ試験ではラプラス変換を使わせないように仕向けられた問題もありますので、どんなときがラプラス変換が早く解けるか、解説があればよかったかもしれません。
評価:

コギーさん
コギーさん
巷で評判の数学入門書を一巡やってから、これを見ました。教科書的でない表現や、コツが分かりやすく、有難い。この価格なら、時間的に節約できるし、買いかなと。
評価:

morimoriさん
morimoriさん
解答が今までの参考書より分かりやすくて良いです。
勉強頑張ります。
評価:

正誤表

2023年版については現時点で判明している誤植はございません。判明次第ここに掲載いたします。

ご購入に関するQ&A

Q.ラプラス変換について、ラプラス変換の公式さえ載せていないし、専門的な解説がありません。

A.本書は試験で得点できることに特化しています。ラプラス変換の公式は、必ずしも得点するために必要だとは考えておりません。学術的にきちんと学習したい方は電気工学書をご購入下さい。

 

Q.微分方程式においてラプラス変換を覚えておけば、変数分離などの解き方は覚えていなくても電験二種であれば対応できますか?

A.微分方程式の立式とその答えだけが穴埋め問題となっていますので、微分方程式で引き続き解くのか、ラプラス変換で解くのかは受験者の自由な部分です。
ですので、ラプラス変換だけ覚えておけば解けます。が、誘導から外れるので、答えを得る順番が(1)→(3)→(2)となったりします。

 

Q.新年度のみの販売はしていませんか?
A.ご要望があれば単年度版を販売致します。ご連絡ください。

その他のお問い合わせ

その他のご要望がある場合は、ブログのお問合せページにご連絡ください。

 

以上、ご検討よろしくお願い致します。

POSTED COMMENT

  1. 匿名 より:

    ラプラス変換の本、楽しかったです。予備校時代を思い起こす装丁でした。
    楽する解法で全問チャレンジ、問題ありません。当方は数学に苦手感はありませんが単純ミスの多いタイプの人間なので助かります。
    あと苦手は電磁気です、ガウスの定理が頭に入ってきません。定形的な問題は解けますがちょいとひねられるともうだめです。判っていない証拠です。

    同じタイトルで電磁気版をお願いします、

    電検2種
    電磁気問題を”スラスラと解く”24年間。。如何ですか?

    ご活躍楽しみにしています。

    • ケンタ より:

      >匿名さん
      ご購入ありがとうございます!

      電磁気は王道の解法しか知らないので、「理論の15年」のその単元部分に負けてしまうと思います笑
      ですので、それを集中的に解くことをおすすめします。

  2. 千百十 より:

    電験二種一次本みたいにstores等でpdfを発売される予定とかありますか?
    電子書籍での購入を考えているのですが、kindleは少し使いにくくて。。。

    • ケンタ より:

      >千百十さま
      ご対応が遅れまして申し訳ございません。
      ブログのお問合せページからメッセージを送っていただければ個別に対応させていただきます。

      よろしくお願い致します。

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