【合格体験記】私はこうして電験3種に合格しました!(前編)

電験3種 合格体験記 理論

皆さまお疲れ様です。

エネルギー管理士の過去問に再挑戦中ですが、今回も少しそこから離れます。

過去問の再挑戦は自分から言いだしたということを棚に上げて敢えて言うと、ブログを立ち上げたのに結局勉強をしていることにちょっと虚しさを感じまして。。。笑

(過去問を解いてはいますので近日中にアップします。)

さて、今日は電験3種の合格体験記です!!

いつまで経っても合格体験記的なことを書いていないので、『管理人は本当に電験1種を取ったのか?』と疑心暗鬼になってきた方も多いハズ笑

ということをそこはかとなく感じ始めたこともあり、過去問を中断してこの記事を書いています。いきなり電験1種の記事を書いても良いのですが、『順番に』ということと、3種の方を読みたい人が(相対的にですが)多いだろうということで、電験3種から書いていきます。

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準備を始めた時期

転職した経緯うんぬんはプロフィールに。

転職の面接時に面接官から「電験3種を取るように!」というプレッシャーを与えられてはいたのですが、1ヶ月1科目をやればまぁ何とかなるだろ、と3月くらいまでは勉強を開始していませんでした。

皆さんはお気づきでしょう。。。それは甘い考えだということに。。。

前の仕事でのショッキングな出来事から立ち直りかけていた時期でしたので、当時の私は科目ごとの単元数の多さを認識しつつも、問題の先送りをしていました。

攻略した科目の順番

科目合格という制度を知っていましたが、無謀にも1発合格を狙っていたため、バカ正直に

理論電力機械法規

の順に進めていきました。

今考えてみると、あながち間違っていないと思います。私の特性を鑑みてですが。

私は単純な暗記が大の不得意で、高校生の時は

  • 器官名称を覚えていく生物より
  • 少ない公式を覚えて考え方で得点を重ねる物理

の方が得意でした。

そのため、

  • 先ず理論で電気全般に関する基礎を抑えて、
  • 電力・機械で電気の発展系を理解し、
  • 最後に法規の知識を付け焼き刃的に覚える

というのは、あながち間違っていないと思います。もしかしたら、『何も考えずに試験時間割で勉強する人でも合格しやすいような順番』を試験センターが考えてくれていたのでしょうか?

まぁこの順番が正しいか正しくないかは置いておきまして、

当初の1科目1ヶ月スケジュールは最初の理論で早くも破綻しました笑

次の理論の参考書が終わった段階で5月が終わりかけていたので、この時点で1発合格フラグは明らかに崩れ去ります。

既にプロフィールでもバレていますが、私の電験初挑戦では法規を落としています。

スケジューリングが悪かったせいですね笑

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理論の勉強方法

ここからは各科目の勉強について書いていきます。

参考書は何を使ったか?

私の電気に関する知識は高校物理止まりでしたので、『3相交流』という概念なんてかけらもありませんでした。『位相』という概念は高校物理の他の単元で習っていたので、電気における位相もイメージはできていましたが、3相交流を知らないとビルメンの業界で仕事をすることがまず不可能です笑

ということで、電験3種と言いつつ、最初は大学の初級コースで使うような参考書を買って、電気のいろはを覚えました。

【2017.9.10更新】私は第2版を使っていましたが、最新は第3版のようです。申し訳ございませんでした。

この本には大学の参考書でありがちな、演習問題の数値の桁数が多くて計算が面倒ということはなく、原理を頭に馴染ませるのに余計な力を割かずにページを消化していけました。また、この本には姉妹本があり、電験2種を見越した勉強をしている人には、こちらの姉妹本もお勧めします。

過渡現象やラプラス変換、分布定数回路を優しく説明しているので、初心者の私にも理解がしやすかったです。フーリエ級数も解説していますが、私の知っている限りでは電験1種試験で過去に1度出題されたくらいなので、やる必要はないかと思います。(それ以外の単元は電験2種で頻出です。)

フーリエ級数っていうのは、簡単に言うと、あらゆる曲線は各べき乗の和として表すことができて、その和をフーリエ級数って言います。

なお、この「続 電気回路の基礎」は電験2種の勉強から使い始めました。

私が理論で使った参考書は「電気回路の基礎」と、あと紹介リンクを貼れないくらい有名でない薄い理論の本でした。よく目にする不動先生の「電験三種完全攻略」は電験2種まで使っていませんでした。

理由は主に2つです。

  1. 各単元のエッセンスのより集め過ぎて、この本だけで電験3種の勉強していくのは不可能
  2. 電験3種の振り返り辞書としてならば電験2種の勉強に使える

買って読んだ人ならわかりますが、この本で3種初心者が勉強を進めていくのはまず無理です。

公式1つ取ってもなぜそうなるのかが抜けていたり、書いてあっても要点くらいしかなったりで、肝心の導出過程が省略されています。

私は導出過程をそのまま覚えるタイプなので、読んでいてもすぐ「なんでこの式になった?」ということが解消されなくて、結局自分で調べることになるからです。

過去問再挑戦の記事でも書いていましたが、公式はできるだけ覚えないようにしていました。導出過程が問題になることも多いので、私としては導出を覚えるのをお勧めします。(かなり面倒な公式もあるので、覚えやすいものに絞っても良いかもしれません)

そういう観点で紹介するならばコチラの本をお勧めします。

過去問をベースに構成されていて、要所を抑えた過不足ない解法を紹介しているので、『超』実践的に知識を吸収できます。

1つ使いにくい点を挙げるとするならば、一般的な参考書にみられる構成と結構異なる点です。どういうことかというと、よく章の頭にあるような主だった説明が最低限になっていて、問題を解くことで理解が進むような構成になっているんです。

ですので、1周目は読み物として読み続ける部分が多くなります。ただ、その説明は分かりやすいです。

ちなみに、著者の新井先生は電験1種のときにメインで使っていた参考書の著者でもあり、大変お世話になりました。電験3種の参考書も書かれていたんですね。

また、最初からきちんと理解したい人は、名高い完全マスターをお勧めします。

が、詳しく書きすぎていて、電気の初心者の人には難解なところも多く、そのまま試験勉強からフェードアウトしてしまう可能性があります笑

この参考書を本当にマスターした人は、電験2種一次試験の合格点は十分越えていると思います笑

参考書をどう使ったか?

私は貧乏性なので、参考書を徹底的に使い倒すタイプです。

毎日2,3時間、ゴリゴリと頭に叩き込んでいました。

もう少し詳しく話すと、参考書をとても汚く使っていました。

ラインマーカーは極力使わないようにして、

  • 自分が感じたこと(些細な感想でもok)
  • どういう思考回路で理解したか

全部書き込んでいました。時には下手な図を使ったり

こうすることで、2周目以降の思い出しをスムーズにできて、知識の定着が早く・確実になります。

更に言うと、毎日の勉強開始前に前日分の復習をして、思考回路の確認をしていました。

また、問題は2周目までは全て解くようにしていて、3周目以降は

  • 解けなかった問題
  • たまたま解けた問題
  • 解けたけどスムーズには解けなかった問題

を解くようにしていました。これらを分類するようなマークを問題の頭に書き込んでいましたね。

大体、参考書毎に4,5周はしていました。

どのタイミングで過去問を解き始めたか?

実は、電験3種のときは8月になるまで、全ての教科の過去問を解いていませんでした笑

しかも、私が使っていた薄い参考書の問題は、過去問とはレベルが低い方にかけ離れたオリジナル問題でした笑

ですので、理論は3年分を1周しかできなく、しかも過去問のレベルの高さに呆然としたのを覚えています。

本番は70点で合格でしたが、ホント綱渡りだったと今でも思います。

前半のまとめ

合格体験記の前半ということで、理論の勉強方法を簡単にですが書いてみました。

改めてポイントを言うと、

  • 最初は基礎づくりに時間をかける(電験2種を視野に入れている人は特に)
  • 科目毎に参考書が別れているものを使用する
  • 効率を少しは考えて、あとは気合気合気合!!

ということでしょうか。

なんか書いてみると当たり前な感じが否めないですね笑

できれば1つの記事で合格体験記を書き上げたかったのですが、文字数が過去最大を優に超えそうだというのと、私のタイピング疲労が限界を迎えたのとで、次回ということで!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

【追記】

後編書きました!

前回は理論にクローズアップして、電験3種の合格体験記を書きました。 今回は残りの3科目についてです。 私の電験3種挑戦は、1年目に理論・電力・機械を合格し、2年目に法規を合格しました。後半となる今回は、1年目に失敗した法規についてどうリベンジしたかを詳しく書きました。

コメント

  1. やまさき より:

    ケンタさん、おはようございますm(_ _)m
    お疲れさまです。

    読みたかった3種の合格体験記ありがとうございます!
    やはり並ではない努力量に圧倒されました。
    寝ぼけ眼なので、朝以降何回も読み直して、感想を書かせていただきたいです。
    取り急ぎお礼まで。

    • ケンタ より:

      >やまさきさん
      コメントありがとうございます!
      少しでも参考になる所があれば幸いです!
      後半も合わせて是非読んで下さい。

  2. やまさき より:

    ケンタさん、おはようございます!
    貴重な記事ありがとうございますm(_ _)m

    特に、参考書をどう使ったかが、参考になりました。
    アレコレとするより一冊をやりこむ。
    参考書を汚く使う。
    いずれも真似させていただきたいと思いました。
    漫然と周回するより、効果がずっとある方法ですね。

    私は一旦理解するとすぐ過去問に飛びついていましたので、それを反省し、参考書を使い倒すことによって基礎をしっかり固めたいと思いました。

    電気回路の基礎、早速ポチりました(^ ^)

    ありがとうございました!

    • ケンタ より:

      >やまさきさん
      コメントありがとうございます!

      理解してすぐの過去問もいいと思いますよ。
       ・きちんと理解して次に進む
       ・複数回こなして理解したストーリーを確実に定着させる
      この2つが最低限できていれば問題ないかと思います。

      私の方は、理解したことを早く何度も回すことに力点を置いた勉強法です。
      過去問を1つ1つ解くのが重負荷になっていなければ、最初から私もそうしたのですが笑

  3. さかた より:

    初めまして、ケンタさん

    電気回路の基礎固めとして、紹介されていました、
    電気回路の基礎 第2版
    を購入しました。

    ところで、電気回路の基礎 第2版には演習問題の解説がありませんが、
    分からない問題についてはどのように攻略したらいいか、悩んでいます。

    • ケンタ より:

      >さかたさん
      コメントありがとうございます!

      確かにこの本には解説がありませんでしたね。
      分からないところを教えていただければ、数値などを変えた上で解説記事を作りますがいかがでしょうか。

  4. さかた より:

    ケンタさん、ありがとうございます。

    手持ちにある、
    電気・電子回路計算演習―電気なんかこわくない!
    を複数回解いたうえで、
    電気回路の基礎 を解こうかなと思います。

    電気回路の基礎では、極形式がよく頻出していましたので、オイラーの公式が使えるように考えています。

    • ケンタ より:

      >さかたさん
      承知です!

      オイラーの公式は電験2種二次試験で必須になってきますので、電験2種を取る予定でしたら今のうちにマスターするのを強くお勧めします。
      電験3種ではそれほど重要な公式ではありませんが、オイラーの公式が使えるようになると位相を意識した数式の扱いができるようになります。