皆さまお疲れさまです。ケンタ(@den1_tanaoroshi)です。
今回は使うのをお勧めしたいんだか良くわからない記事を書きます笑
読み物としてお楽しみ下さい。
本日のテーマは「電験二種 計算の攻略」
今となっては電験2種二次試験の参考書がたくさん出てきていますが、少し昔は充実していなかったようで、「電験一・二種二次試験計算の攻略」の人気があったようです。
この参考書はそのタイトルの通り電験1種の内容も入っていて、電験2種を通過点にする人にとってはありがたがられた参考書だったかと思います。
その後継書が「電験二種 計算の攻略」で、今でも尚根強い人気を誇っています。
が、内容を見るに1種レベルの問題が残っていて、2種までを受験する予定の方にとってはオーバーワークとなることが考えられますので、問題の取捨選択をする必要があるかと思います。個人的に、本のタイトルが変わってもこの参考書は1種を見越して2種を受ける人用だと思っています。
こういう思うところもあって、私にとってこの参考書は電験1種二次試験で重宝しました。
そこで今回は、具体的にどの問題が1種レベルなのかを一覧にしてみたいと思います。
判定基準について
掲載問題を大きく3つに分けてみました。
- 電験?種レベル
- 電験1種レベル
- 電験2種レベル
以下、それぞれの判定基準について書いていきます。
電験?種レベル
- 平成15年度以降の電験1種の過去問
- 平成7年度以降の電験2種の過去問
を私は解いてきました。その経験を基に、
- 1種と2種傾向から大きく外れている
- 解説を読んでもさっぱり分からない ← 超主観
という問題をピックアップしています。
ここに分類されている問題は本当は電験1・2種の過去問なのでしょうが、出典年度の掲載が無く、最近出題されていないような問題であることから「?種」としています。
電験1種レベル
- 電験1種で類題があった
- 最近の過去問から1種の類題とは推測されないものの、解説を読めば十分わかる ← ちょっと主観
電験2種レベル
- 電験2種で類題があった
- 最近の過去問から2種の類題とは推測されないものの、解説を読めば1種レベル以下だと推測される ← 結構主観
電験2種レベルは基本には上記の問題が該当しますが、2種レベルが大部分を占めることが想定されるので、電験?種・電験1種レベルでピックアップされなかった問題以外が2種レベルということにします。
分類結果
理論科目、電力・管理科目、機械・制御科目の問題を以下のテーブルの通り分類しました。
なお、記載されている番号は問題番号です。
構成割合に数値を変えると、以下の通りになります。
結果としては2種レベルが殆どということになりました。まぁ当たり前といえば当たり前ですね笑 なお、パワエレに関しては、捨てていたこともあり判断がつかなかったため、全て2種レベルに振り分けています。
意外だったのは、蓋を開けてみると、最初に思っていたのと比べて?種・1種レベル問題が少なかったことです。
ただ、この「2種レベル」という定義がとても難しく、新制度(平成7年度)以降の問題ではないけど、1種レベルという程でもないか…という問題が非常に多かったです。
とは言え、このレベルの問題がスラスラ解けるようになれば、間違いなく電験2種を合格できるレベルです。(私が気にしていたのは、2種を最終目標にしている方とっては少しオーバーワークな問題なのかなと感じた点です。)
まとめ
今回は2種レベルが殆どという結果でした。私が1種の勉強のときに解いていた部分は主に、
- 1種レベルの問題
- 2種レベルから新制度以降の問題を除いた問題
でした。1種二次試験への橋渡しとして、(所々解けなくても)ウォーミングアップ問題として活用できました。
なお、最初に説明しましたとおり、この記事は私の主観がふんだんに含まれています。参考にするとしても自己責任でお願いします。
それでは次回!