皆さまお疲れさまです。ケンタ(@den1_tanaoroshi)です。
前回の電工2種筆記試験結果から時間が空いてしまいました。
7/17と18は電工2種技能試験の試験日でもちろん私も受験してきましたので、その結果とかを書いていこうと思います。
まずは試験結果から…
私の受験日は17日(土)で、筆記試験から1日短い方の試験日になってしまいちょっと不利ではありましたが、無事合格見込みです!
ただ、合格であることがどのくらいのものなのか私もイマイチ分からないので、過去の試験データを見てみようと思います。
第二種電気工事士技能試験のデータ
毎年、上期は
- だいたい8万人が筆記試験を受けて
- そのうち50%強の4万人ちょっとが筆記試験を合格し
- 二次試験である技能試験には一次免除者が合流して7万人受験します
技能試験だけでみると、70%強の合格率で免状取得者が出ている状況で、今回私がこの70%強に入っているのかというのが重要なところですが、恐らく入っていると思います。
電工2種技能試験の対策
筆記試験は逆に次の技能試験が心配になるほどの合格見込みだったので、落ち込むことなく技能試験の準備に取り掛かれるはずでした。
ただ、少し休憩し、、、、ていたら、結局取り掛かったのは7月3日になりました笑
このあたりのことは別記事で詳細に書いていくとして、要は2週間くらいで何とか間に合わせました。
結局やったこと
今回も講座という他力本願の極みを利用させていただきました汗
- 講座で全問題を1周全て作製し
- その後、もう1度自分の手で
- 最後に複線図だけを完璧にする
という、計3周の計画を立てました。
実際のところ、1周目の最初は試験時間40分のところ20分オーバーで欠陥事項があるようなレベルでしたが、1周目が終わるころには30分で確認が終わるレベルになっていました。
なので、2周目はどちらかというと、1周目で得た感覚を忘れないようにするためというのが大きな理由です。
3周目は、手持ちの電線が底を尽きると思ったので、ノートに複線図を描くことで仕上げようと思っていました。
本業でイレギュラー事態発生w
今回は会社に黙っての受験だったのが、少しアダとなりました。
というのも、会社に事前に受験を言っておけば、ある程度業務調整を入れてくれるのですが、今回は黙って受験していたこともあり、イレギュラー事態に真っ向から対応しなければならなくなり地味にスケジューリングが大変でした。
そんなこんなで、試験前日までの段階では何とか2周目が終わったところでした。合間合間を見つけて2周目をやってきて、作業感覚自体は忘れなかったものの、複線図がきちんとかけるか若干不安でした。
それなら3周目はいつやったのかというと、、
試験当日
そうです、試験当日にやっていました笑 試験会場近くのマクドナルドでです。
学生が騒いでいたり、サラリーマンが朝活している横で独り黙々とコーヒー片手に準備をしていました笑
少し焦っていたものの、1時間くらいの総復習で何とか3周目が終わり、試験会場に落ち着いて向かうことができました。
試験会場に到着
会場には1時間前に着きました。
会場では試験以外に様々な驚きがありました!
まず、電気工事会社で働いているであろう受験者の工具が本職のものそのものだったことです。腰に巻く例のタイプのやつです。
私が持参したHOZANのものとは違って、実用的な雰囲気をバリバリ感じました。
そのほか、工業高校であろう学生やヤ〇キーっぽそうなお兄ちゃん、あとかなり少ないですが女性の方など、電験以上にバライエティの富んだ受験生群だったのが新鮮でした。
試験開始まで
試験開始までの長い時間
これまでの筆記試験と違って、準備にとても長い時間を掛けていた印象でした。
それもそのはず。試験用紙だけでなく、ケーブルや器具など開始前に全て過不足なく配布されていることを、受験生自ら確認しなければならないからです。例えば、ケーブル長が他の受験生に配布されたものよりも短くて指定の間隔を設けることができない場合は、試験開始後にケーブルが短かったことを証明できないため失格となります。
このように、時間が掛かるのは仕方ないことなのですが、
- 入室禁止になって受験上の注意を喚起されるところから
- 試験開始となるまでに
40分も時間が掛かるのは正直手持ち無沙汰感が半端なかったです。
待ち時間の中での驚き?!
ただ、そんな無味乾燥な時間の中でも驚くべきことを発見してしまいました。
なんと「閉じている」問題用紙が透けて、問題Noが推測できてしまいました笑
ご存知の無い方に説明すると、電気工事士試験は1種も2種も受験申し込み時点に問題が公表されています。本番は、公表された13の問題の中からどれか1つが出題されます。
- リングスリーブを使うのか
- 差し込み型コネクタを使うのか
など、細かな部分は本番まで分からないものの、大まかなところは各社の問題集で予想しているとおりになるので、基本的に本番では練習した通りの作業をすれば合格します。
ということで、準備をしていれば基本的にどの問題が来ても合格するのですが、なんと試験開始前に問題が透けて見えてしまいました。
問題用紙を開いていないので多分カンニングにはならないのですが、周りを見てみると手のひらに複線図をなぞっている人とかがチラホラ見えて、これでいいのか…と思ってしまいました。
かく言う私は、頭の中で組み立てていたので五十歩百歩というところです笑
まぁ、試験センター側は問題用紙を厚くするなりして透けないようにする工夫が必要ですよね。。
試験開始!
きちんと注意事項まで読んで、練習してきた内容から特段イレギュラーな部分が無いことを確認し、複線図をフリクションで描きました。
その後すぐに作業に入り、危なげなく余裕を持って終えることができました。40分の試験時間も10分を残して確認作業が終わるくらい余裕がありました。
欠陥事項も恐らくないので無事合格すると思います。
まとめ
実際の工事現場では、ほぼ初見でも複線図を描かずに作業していくので激ムズでしょうが、試験自体は練習しておけば十分合格できるレベルになると思います。
合格通知書が発送されるのは8/20なので、届くのは8/21になりそうです。が、8/21は電験2種一次の電験アベンジャーズがあるので、正直電工2種どころではないです笑
なお、電工1種は受験しません。理由は、試験合格後に免状を取得するための実務経験が電気工事業に限られるからです。今の会社ではそのような業務を全くしていないので受験するつもりはないです。あと、勉強することも多いでしょうし。
ということで、次の受験は当分ないかなぁと思います。次あるとすれば、電気と全く関係ないFP3級は受験するかもしれません笑
それでは次回!!
ケンタさん、お久し振りです。
2種電工を受験とは驚きです。
まさか試験会場に電験一種持ちが来ているとは誰も想像できないでしょう。
また、記事はこれから電工を受ける人にとっては大変参考になったと思います。
そして私は電工1種持ちですが、今受けたら実技合格出来るかどうかですね。
大変遅くなりましたが、受験お疲れ様でした。
>田舎ビルメンさん
お久しぶりです。
電工1種は素晴らしいですね!私は実務経験が足りなくて諦めました笑
私は無事合格していました。ありがとうございました。