エネ管の過去問に挑戦してみて
~総括編&あれこれ~

皆さまお疲れ様です。

これから暫くは、ペンディングしていたテーマの再開となります。

ペンディングしているテーマは幾つかありますが、今日は最も昔にペンディングしました過去問再挑戦をタイトルを少し変えて再開してみます。

前回までのあらすじ

今年の6月ごろに私はエネルギー管理士の過去問に再挑戦しています。

電験3種に引き続いて、今回から4回にかけてエネルギー管理士の過去問に再挑戦していきます!最初の課目Ⅱは電験3種で言う理論と機械に相当します。と言いつつも、計算のレベルが格段にアップしていますので、結構解きごたえのある問題となっています。
電験に関する知識が抜けてきたことをきっかけに、全開までは平成28年度の電験3種過去問を解いてきました。その中で感じたことを読者の方に還元できるような記事を書いてきました。今回からは、4回にわたりエネルギー管理士の過去問に挑戦していこうと思います。気になる第1回めの得点率は…?
今日も今日とてエネルギー管理士の過去問に挑戦しました。今回は2/4回目です。電験1種まで一気に駆け上がってきた私が、改めてエネルギー管理士に挑戦して感じたことを、主に電験3種との違いに触れながら書いてみました。どうぞ!
エネルギー管理士の最後は電験3種と同じく、出題範囲は法規がメインとなります。法規と言っても、電気設備の技術基準を問うようなものではなく、工場などのエネルギー管理・省エネに関する法的拘束力のあるルールについての問題がメインです。ここを理解しておくと、なぜエネルギー管理士が就職・転職で有利になってきているかがわかります。

6月と言えば当ブログがスタートしてすぐの頃です。ということは私にとっては文章の拙さが今以上の頃ですので、再挑戦の結果を6ヶ月越しに総括編として書かなければいけないとは言え、その頃の文章を読んでいて微妙な気持ちとなっています笑

愚痴を言っていても始まりませんので、総括(という名の雑記)を書き始めます!

エネルギー管理士の受験動機

エネルギー管理士

  • 電験2種も受けるものの少し寄り道した試験として、
  • 電験2種は難しいけれど3種の貯金を有効活用できる試験として、

受験する方が殆どではないでしょうか。

エネルギー管理士を単独目標として受験する方はかなりだと思います。国家資格であるものの、エネルギー管理指定工場の指定を受ける規模の工場等は6.6kVの電気設備より少ないのは明白ですし、そもそもエネルギー管理者に選任される人は設備系の社員で電気主任技術者の選任対象と重複するからです。

一方で、今後の脱炭素&省エネの意識の普及はほぼ確定していますし、何よりESG投資という視点がGPIFを始めとして日本に遅ればせながら普及してきていますし、来年には環境省がESG投資を促進するガイドライン的なものを作るみたいですし、エネルギー管理指定の対象が、消費エネルギー閾値を下げるか対象業界を増やすかして拡大していくのは自然の流れです。

2030年のエネルギーミックスを達成するために資源エネルギー庁が掲げている省エネ必要量を見ると、石油ショック並の荒療治的な省エネが必要のようです。ネガディブインセンティブですが、こういった普及要素もあるかもしれません。

そうなると、エネルギー管理士の需要が増えていくのに対して、電気管理技術者の様な外部委託の点数制度を取らない限り、社内で資格保有者(若しくは講習修了者)を抱えなければならなく、どこかのタイミングで保有者が不足する事態になるのではないかと思います。

【2018.1.5追記】省エネ法が今年改正する方向で経産省が動いているようです。省エネが図られていないショッピングセンターの下位15%に対して、省エネの数値目標の設定と達成を求めるようにするようです。

まぁ当時の私はそんなことを全く考えずに、資格手当目当てに寄り道的に受験したのですが笑

電験3種からエネルギー管理士

電験3種からみたエネルギー管理士は、理論電力機械がレベルアップして、法規については完全に1から勉強する様な印象です。電験3種の科目とエネルギー管理士の課目は完全に1対1の対応となっているわけではなく、境目が不明確でお互いに入り混じっています。

理論は単純にレベルが上がるだけですが、電力機械では工場設備に特化した内容となってきます。具体的に言うと、発電・送電はカットされて、電力機器(電動機・空調機器・照明機器)などが重点的に出題されます。エネルギー管理士ということで、電気の延長としての熱についても理解力を確認するような問題が多くなってきます。

法規では、省エネルギー法やエネルギー情勢が出題されますので、1から勉強する必要があります。ただし、電験3種のような条文暗記問題の割合は少なくなってきて、より理系よりな科目となります。

電験2種からエネルギー管理士

2種一次試験ならば突破できる到達度の方

回転方程式運動方程式ラプラス変換などを新たに勉強しておく必要があります。

法規に関しては、そもそも電験2種との重複がありませんので、1から勉強しなければなりません。

2種二次試験を突破できる到達度の方

回転方程式は二次試験で必要ですので、これについては勉強する必要がありません。が、電気加熱については2種一次試験と趣が結構異なりますので、過去問だけを使ってでもいいので勉強しておいた方が無難です。

法規は同上です。

使った参考書

私がエネルギー管理士を受けた年度は2種との同時受験でした。2種二次試験を合格するくらいの完成度にしていたので(結局電験2種の方の法規で足を掬われましたが笑)エネルギー管理士の勉強は過去問を3年分くらい解いたのみでした。

ということで、参考書は使わず過去問題集を買って対策しました。↓の参考書が1年分あたりの単価が最安値でした。

既に来年度(平成30年度)版が発売されていました。当たり前ですが、過去問は直近の試験問題が収録しているものを選んで下さい。
平成25年度に省エネ法が大幅に改正されたこともあり、法規に相当する課目Ⅰは直近の過去問を解くことをお勧めします。

エネルギー管理士が最後の電気系資格試験だという方は、ラプラス変換や運動方程式、ポンプ揚程曲線など電験3種では学ばなかった分野を対策する必要がありますので、参考書での基礎学習が必要です。その場合は、徹底マスターシリーズをお勧めします。何故徹底マスター推しかは、↓の過去記事で詳しく取り上げています。

新たに登場してきた『徹底マスターシリーズ』を私が使い込んできた『完全マスターシリーズ』と比較をしてみました。勝敗は明らかにどちらかに軍配があがりました。それは…

エネルギー管理士の方の徹底マスターも電験2種と同じような構成、解説量となっていますので、安心して使えると思います。

挑戦結果とまとめ

総括編ということで、最後に再挑戦した過去問の点数をまとめたいと思います。

 
点数
解答率
課目Ⅱ
147点
98.0%
課目Ⅲ
177点
88.5%
課目Ⅳ
164点
82.0%
課目Ⅰ
125点
62.5%
合計
613点
81.7%

やはり法規の課目Ⅰが際立って点数が低いですね汗

エネルギー管理士の再挑戦が終わりましたので、この合格体験記を書いた次は、技術士一次試験の再挑戦に移っていきたいと思います。まだまだこのシリーズが終わりませんよ笑

その後はいよいよ電験2種となりますが、今年の二次試験はかなり目を通してしまったので、去年の問題に挑戦してみます。相変わらず法規が怖いです…

それでは次回!